綿ぼこりみたいな翼でも 木の芽みたいな小さな爪でも
最近暑い
初めてクーラーを使った
部屋の気温が30度と表示されていたのだ、罪はないだろう
寮はとても日当たりが良く、暖かな日差しが入る
いや、『入ってしまう』のだ
俺は、白米が大好きだ
白米を大量に食べると幸せすら感じる
なので、何かしらの付け合せ?というかおかずがあると白米ばかり食べてしまう
先日コンビニでなんかないかなぁ、と思ってみていたら、『ご飯ですよ』があった
のりの佃煮は、日本の白米の摂取速度を上昇させるのに一躍買っていることは火を見るより明らかだろう
そんなこんなで、『ご飯ですよ』を購入した
何度か貪り食い、冷蔵庫への保管を心がけた
しかしそれからしばらく夜勤や、夕飯を家で食べないことなどが続き、日が当たる机の上に『ご飯ですよ』が放置されてしまっていた
今日の昼、『ご飯ですよ』と白米という、メガ級の白黒ツートンの爆弾を喰らおうとしたところ、蓋を開けたら中がすでに白黒ツートンカラーとなっていた
綿ぼこりだよ、と自分を誤魔化したかった
しかし、明らかにそれは生えていた
ペニシリンだと信じ込もうにも、やはり体調不良になるわけにはいかない
泣く泣く白米は、めんつゆとラー油というこれまたギガ級の組み合わせの汁をかけ、胃の中に流れていった
つまりはこれからの時期、カビには気をつけなければならないなと自戒の日々を送らねばならぬ、、、